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こんにちは。

ともぞうです。

 

 

 

Amazon輸入ビジネスという、このニッチな業界でも、

私が開始した当時よりも、

着実に全体的なレベルは上がっています。

 

 

実践者がこれだけいれば、

当然、いつか誰かが新しい手法を見つけ出し、

そしてその手法が徐々に広まり、

スタンダード化して競合が増え、

これでは稼げない。って状況になったら、

そのうちにまた誰かが新しい手法を見つけ出す。

 

 

今既に、現在進行形のこれらの歩みと、

そこから考えられるこれからを、

少しだけ考えてみたいと思います。

 

 

まずはザックリとここまでの歩み。

 

 

Amazon.comから仕入れて、Amazon.co.jpで稼げるよ!

おぉ!本当だ!!すげぇ!→(参入者激増)→淘汰

・ebay仕入れでAmazon仕入れの人に差別化できるよ!

・俺なんかネットショップ仕入れだよ!これも良いよ!

おぉ!たしかに!!→(参入者増加)→淘汰

・ebayセラーに直接取引できるよ!さらに差別化できるよ!

・ネットショップでも交渉できるよ!

本当だ!よしよし!→(参入者増加)→淘汰

・メーカーから直接仕入れができるよ!

おぉ!凄い!→(参入者増加)→淘汰?

 

 

まず、私が凄く感じているのが、

メーカー取引参入者の増加です。

 

 

もう既にメーカー取引自体、

目新しい手法ではないどころか、

その手法もかなり広まっています。

 

 

メーカー取引をしている人が増えている。

という情報だけで、

新規参入者は、恐らくほとんどが

このように考えます。

自分でメーカーを開拓するのではなく、

既にメーカーと取引しているセラーをリサーチして、

自分も、メーカーから同じ条件を出してもらい、

そこに相乗りすれば良い。

 

 

単純転売で相乗り出品者が激増したように、

メーカー取引の相乗りも、実際に今はかなり増えています。

 

 

で、ここから先の話です。

 

 

そうは言っても

英語を使う機会は増えるので、

自分で翻訳するにしても、

外部の翻訳サイトに委託するにしても、

単純転売ほどは、

参入者が増えることはないと思っています。

 

 

また、メーカー仕入れはロット数の関係で、

仕入れ金額が大きくなります。

資金力のない出品者は、

仕入れたくても仕入れられない。

という状況も実際に出てきます。

つまりこの世界こそ、

資金力が勝負の分かれ目になります。

 

 

必然的に資金力の少ない出品者は、

自分が仕入れられる範囲のメーカー商品しか、

仕入れることができず、

その中での価格競争は、

やはり激しいものになるでしょうね。

(一部は実際になっていますが)

 

 

資金力のある出品者は、

単価やロットの大きい商品。

1回の仕入れ金額が

50万円~100万円。あるいはそれ以上になるような商品を

仕入れることで、

ある程度の出品者を篩に掛けることができ、

この点では、有利に進めることができます。

 

 

ですが、キャッシュフローは当然悪くなりますので、

ここの管理や販路の開拓など、

こっち側にも注力する必要が出てきます。

 

 

では、メーカー取引人口が増えるなら、

単純転売人口は減るのか?

というと、残念ながら減ることは、

まずありえません。

 

 

簡単な方がいつでも人は群がります。

参入者人口が減ったら、

本当は撤退しているべき人が生き残れるだけで、

参入者はいつでも増え続けます。

結果、絶対数はそれほど変わらないと思います。

 

 

ここまでを考えると、

結局、ピラミッド型の構図になることが予想できます。

資金力の少ない単純転売実践者の数が一番多く、

資金力のあるメーカー取引実践者の数が一番少ない。

 

 

ですが、どこが一番楽かと言われれば、

ライバルがいる限り、

どこも楽なところは無いんですよね。

それなりにどこでも厳しいです。

 

 

で、次に考えられるのが、

メーカーの他の商品の新規商品登録。

あるいはセット売り。

 

 

新規商品登録をする程度では、

単純転売の事例から、すぐに相乗りさんが群がります。

商材は限られてしまいますが、

傾向的にセット売りに走った方が、

相乗りを防ぐことができると思います。

 

 

これ以降になると、

物流をどうするのか。

という問題と、

販路をどうするのか。

という問題も絡んできますよね。

 

 

 

という訳で、本当は、もう少し先の近未来までをも

書こうと思いましたが、

これ以上になると、たくさんの可能性や選択肢がありますので、

現実に起こっている今。

くらいな感じで終わってしまいました(笑)

 

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

【 本 日 の 名 言 】

成功した男とは、

一、最も多く侮辱と屈辱を受けた男である。

ニ、最も多くの断りを受けた男である。

三、最も多くの失敗と敗北を喫した男である。

– 奥城良治 –