こんにちは。
ともぞうです。
中国輸入の初心者入門講座も今回が4回目。
そして今回がラストです!
まずは、ここまでを振り返りますね!
1回目:中国輸入の概要と
(欧米輸入実践者で)中国輸入を始めるのに適した人
2回目:欧米輸入と比較した具体的なリサーチ方法と注意点
3回目:代行会社について
で、本日4回目は、
「予想仕入れ計算」についてを書いてみたいと思います!
ここまでをマスターすれば、
はっきり言って後はお金を投下して実践するだけです。
やればやるほど、欧米輸入のようにスキルも身に付きますし、
収 益を上げつつも、数々のトラブルに遭遇し、
方向性が少しづつ変わってくるはずです。
もちろんその方向というのは、
OEMや現地仕入れ等になってくるはず。
ま、最初は大体の人は、
いわゆる簡易OEMから始めると思います。
そうです。
まさにebay仕入れからの卸仕入れを行うのと
同じような状況ですね。
では、本題に入ります。
予想仕入れ計算。とは言っても、
欧米輸入と同じく、実際の物量によっても変わりますし、
中国輸入に関しては、取扱商材や
利用している代行会社によっても
計算式は大きく変わ ってくるので、
まずはその代行会社のホームページをよく見て、
何がかかるのかを考えなければなりません。
今回は、一般的にかかる諸経費をざっくりと
見ていきたいと思います。
まず、大前提が一つあります。
それが為替手数料です。
0.為替手数料
実はこの為替手数料がめっちゃ大きいです。
というか、中国輸入の代行会社のボッタクリポイントというか、
代行会社は、これで大きく儲けている感じですね。
というのは、銀行振り込みを行う場合って、
大体どこの代行会社も、
日本の銀行口座を用意しているんですよ。
つまり日本の銀行間での取引であって、
海外送金をしている訳ではないんですね。
海外送金をしている訳でも、
クレジットカードで支払っている訳でもないのに、
為替手数料ってかかるの?は?なにそれ?
って話になりますよね。
ま。実際にはその代行会社の日本の銀行口座に振り込まれた円を
どこかのタイミングで自社の中国の銀行口座に元として
振り込むことになる訳ですから、
その時に為替手数料がかかると思いますが、
それにしても、
通常よりも明らかに多めにとっているんですよね。
で、その為替手数料はいくらとっているのか。
って話ですが、ほとんどの代行会社は、
通常の為替レートに+1円です。
たまに+3円とっているところもありますので、
気を付けましょう!
これはめちゃくちゃ高いです。
例えば本日の為替レートは
1元=16.22円
ですので、これに1円を上乗せして
1元=17.22円
という感じになります。
わかりますかね?
これってつまり為替手数料に6.17%
とっていることになるんですよ。
欧米輸入の場合は、2~4%程度ですので、
1円って聞くと大したことなさそうですけど
為替 手数料が6.17%と考えると
めちゃくちゃでかいですよね。
ちなみに+3.5円とっている代行会社とかも
ありますので、これで計算すると、
なんと為替手数料が21.15%・・・!!!
もうボッタクリの域を遥かに凌駕しております。。。
で、原則的にこの為替手数料は、どこの代行会社も
「関税・消費税」以外の全てにおいて掛かりますので、
さらに十分に注意が必要です。
欧米輸入の場合は、商品代金のみに掛かりますが、
中国輸入の代行会社の為替手数料は、
中国国内送料、検品料、国際送料等全てにおいて
掛かるということです。
そんなにたくさん掛かって、
中国輸入って本当に儲かるの?
と、思っている方もいるかもしれませんが、
これが市場の原理ですよね。
結局同じ条件でみんながやっていますので、
これでもちゃんと儲かるようにできています。
では、為替手数料以外には
何がかかるのか。というあたりを列挙していきます。
1.買い付け手数料(0~10%)
商品代金に対して買い付け手数料がかかります。
3%のところが一番多いですね。
まあ、先ほどの為替手数料と比べたら
商品代金に対してしか掛からないので、
大して大きくはありません 。
2.中国国内送料
タオバオでリサーチしている時に、
その商品ページに国内送料〇〇元という
記載があります。
これもしっかりと計算に入れましょう。
とは言っても、これもそんなに大きくはないですし、
国内送料が無料のセラーもけっこう多いです。
3.オプション費用
検品とかですね。
各代行会社によって変わってくるので、よく確認しましょう。
大体は、料率ではなく1個何元って感じで請求してきます。
よくある一般的なオプションとしては、下記の通りです。
・有料検品
・タグ付け
・袋詰め
・FBAラベル貼り
4.国際送料
各代行会社のホームページに、大体は料金表が載っています。
欧米輸入と同じく重さが増せば増すほど安くなります。
ただ全体的にアメリカよりも中国は近いこともあり、
この送料は欧米と比較すると安いです。
あと、物量が増せ ばコンテナ輸送(混載)なども
代行会社によってはやってくれます。
クーリエは、中国輸入に関しては、
OCSを使う機会が多くなりますね。
流通王ってところもありますが、私は嫌いです(笑)
5.関税・消費税
「へ?」ってくらい、安いことがあります。
申告額を代行会社が勝手に記入して発送しているんですが、
アンダーバリューで発送をする代行会社もある。
という話を聞くことがあります。
あまり安いと思ったら、
しっかりと先方に確認をするようにしましょう。
とはいえ、関税(及び消費税)額は、最初はわからないと思いますので、
とりあえずは、欧米と同じように11%くらいで考えてみてください。
当然、関税消費税については、
取扱商材のジャンルによっても変わってくるので、
自分の初回の支払額を見て、
2回目以降の料率を計算するようにしましょう。
6.Amazon関連手数料
これは欧米と全く一 緒です。
説明は割愛します。
で、最初の為替手数料と、この1~6までの諸費用を
エクセルに入力して、実際に予想利益計算をしていく訳です。
欧米輸入で予想仕入れ計算の数式に
慣れている賢明な読者さんなら、
敢えてここで計算式まで書かなくても
大丈夫なはずですよね。
これで全4回に渡ってお伝えしてきた
中国輸入の初心者入門講座は、ひとまずこれで終わりますが、
みなさん、途中からお気づきになりませんでしたか?
なぜ突然ともぞうは、
中国輸入の話をシリーズ物で書き始めたのか?
ひょっとしてこの流れは・・・・。
そうです。
本日より、ともぞうによる中国輸入コンサルを
始めません!(‘ω’)ノ
(笑)
すみません。
始めると見せかけて全く始めませんw
じゃ、なんでわざわざ4回も使って
中国輸入をわかりやすく書いたんだよw
って話ですが、
実はこれには、私なりの深~い理由が・・・・・
何もありません(‘ω’)ノ
(笑)
う~ん。
とりあえずはただのサービスですねw
そう捉えておいてください(笑)
この程度の内容だったら
実は、3~4年前の私でも書けた内容ですからね(笑)
私は、欧米輸入を開始して約半年後に
中国輸入を始めました。
この時は、約1年くらい続けていましたね。
たしかにプラス20~30万円の
利益の積み上げにはなりましたが、
全て一人で手探りでやっていたため、
粗悪品と偽物の多さに、
失望感と若干の恐怖を感じ、
1年で止めることになりました。
物理的な忙しさと言うよりは
精神的な負担が増すことが
この時の私には耐えられなかったですね。
で、そこからさらに1年が経過し、
従業員を雇用した上で、
中国輸入に再チャレンジをした訳です。
今度はオリジナル商品の開発や、
他販路展開も視野に入れての再スタートでした。
結果、今ではここまでは実現しています。
ただ、まだまだ少ないし、全体の完成度も低いので、
もっともっと努力を重ねる必要があると思っています。
ちなみに、最終的にはこれ(弊社オリジナルブランド商品)
そしてそれで成功をすることが、
現在の最終目標になっています。
それと、この中国輸入の話とは関係ありませんが、
多くの方から個別にご連絡をいただいております
欧米輸入のグループコンサルについてですが、
12月に入ってから募集を開始する予定です(‘ω’)ノ
ちょうど前回のグループコンサル募集から
1年後ですので、
タイミング的にはちょうど良いと思っています!
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。