価格<価値イメージ画像

こんにちは。

ともぞうです。

 

 

 

 

アマゾン輸入ビジネスを始めると、

価格変動が激しいというのを

つくづく痛感すると思います。

 

 

昨日まで9,800円だったのに、

翌日には8,800円に下がり、

1週間後には6,800円くらいに下がることもあります。

 

 

で、9,800円で購入したお客様が、

1週間後にアマゾンのカタログを見たら、

6,800円になっていた。

というお客様目線に立って、

ここに負い目を感じている出品者さんも

一定数いるみたいなんですよね。

 

 

それと、ライバル出品者がいなくなったから、

価格を上げるという行為。

これにも負い目を感じて、

上げられないという人もいるみたいなんです。

 

 

これは、ぼったくっている気がしたり、

その商品にそこまでの価値がない。

と、思ったりしているから

なかなか上げられないみたいなんですよね。

 

 

こういう考え方って、

根本的に間違っていると思います。

この考え方を持っている人がいれば、

それは、さっさと捨てたほうが良いです。

 

 

なぜならその価値基準は、

あなた自身の価値基準だからです。

 

 

価格はあなたが決めますが、

物やサービスの価値って、

あなたが決める事ではないんですよ。

 

 

じゃ、価値って誰が決めるのかというと、

 

 

市場が決めます。

 

 

需要と供給のバランスの上で、

その商品の価値が変わってきます。

 

 

例えば、あなたが現在7,800円で売られている商品を

購入しようとしているお客様だとして、

 

出品者A「商品価格は7,800円です。」

出品者B「できれば9,800円で買ってもらえませんか?」

出品者C「6,800円で良いですよ!」

 

という3人の出品者がいた場合、

あなたなら誰から買いますか?

 

 

また、もしもあなたが単独で7,800円で商品を販売している時に、

AさんBさんCさんの3人のお客様が来店したとして、

 

購入者A「7,800円ですよね!これください!」

購入者B「これ6,800円になりませんか?」

購入者C「9,800円でも良いので、私に譲ってもらえませんか?」

 

と言われたら誰に販売しますか?

 

 

答えは明白ですよね。

だから価格競争で値下がりすることや、

出品者がいなくなったから値上げをすることに、

何も負い目を感じる必要はないんです。

 

 

これはただの市場原理ですし、

世の中の経済活動は、

全てこのようにして成り立っています。

 

 

 

それと、こんなこともあります。

アマゾンの商品レビューを見ると、

 

①「購入した翌日に、同じ商品をアマゾンで見てみたら、

2,000円も値下がりしていた!2,000円返せ!」

 

みたいなコメントを、たまに見かけませんか?

これに心を痛めますか?

 

一方でこんなコメントも、私は見たことがあります。

 

②「購入後にもう一つ欲しくなったので、

1週間後にもう一度アマゾンを見てみたら、

2,000円も値上がりしていた!ありえない!」

 

これをどう思いますか?

 

 

両者は真逆のシチュエーションです。

もしも①のお客様が②の値上がりの状況だった場合や、

②のお客様が①の値下がりの状況だった場合は、

どちらも不満はなく、むしろ嬉しいと思うはずです。

 

 

でもそんなことは、

私たちが計算してできることではありません。

これに、いちいち負い目や罪悪感を感じていたらキリがありません。

 

 

 

アマゾンでの価格の乱高下は、

市場原理が働いているので、

起きて当然のことですし、

他のどんな業界でも当たり前に起きていることです。

 

 

土地の値段も、野菜の値段も、株価も、

”円”そのものの価値も絶えず変動しています。

 

 

価格の変動で、嫌な気持ちになっている人もいれば、

喜んでいる人もいる訳です。

 

 

 

商品の価値をあなたの頭の中で決めているから

価格の変動によって、負い目や後ろめたさみたいなものを

感じてしまうのだと思います。

 

 

価値はあなたが決めるのではなく、

市場が決めるものだということを、

まずは、しっかりと覚えておいてください。

 

 

 

そしてこの部分でもう一つ大切なことがあります。

 

お客様にご満足いただけるように、

価格を上げずに、低価格で販売を続けることが、

決して正しいことではないということです。

 

 

低価格で販売した結果、自分の利益が逼迫され、

経営が回らなくなり、

アマゾン輸入ビジネスを続けられなくなったら、

もうそれ以上、お客様にはご満足をしていただくことが

できなくなるからです。

 

 

ですので、まず大切なのは、

自分が儲けることです。

 

 

そうやって利益を追求した人が、

社会に対してより強い責任を持ち、

その責任を果たすために、

自らが決して潰れてはならず、

そのためには、やはり利益を追求する必要があります。

 

 

ちょっと難しいですかね?(笑)

コンサルとかしている人なら、

理解していただけると思います。

 

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

【 本 日 の 名 言 】

我々が食事をできるのは、

肉屋や酒屋やパン屋の主人が

博愛心を発揮するからではなく、

自分の利益を追求するからである

– アダム・スミス –