こんにちは。

ともぞうです。

 

 

 

 

輸入ビジネスを行っていると、

自分以外の誰かに委託をした方が良い。

と感じる時が出てきます。

 

 

今日は輸入ビジネスの外注化について、

私が今日までに感じていることについて、

書いていきたいと思います。

 

 

 

 

まず、そもそも何故、外注化をするのか?

というところですが、

これは、「時間をお金で買う」という行為に

他なりません。

 

 

時間をお金で買い、

自分はその空いた時間で、

さらに生産性の高い仕事をすることができます。

 

 

では、時間をお金で買った方が良いケース。

というのは、一般的にはどんな場合があるのでしょうか?

 

 

それには、以下の2つが大きく考えられます。

 

① 誰がやっても結果が同じになる単純作業

 

② クオリティを重視するプロ並みの作業

 

 

 

① 誰がやっても結果が同じになる単純作業

 

この作業は、依頼する相手は素人でも大丈夫です。

ルーチンで毎回やらなければならない作業などは、

素人に頼んでやってもらうことができます。

 

 

予めしっかりと教え込めば、

大体、誰でも同じクオリティで仕上げてくれるので、

人選はそんなに慎重になる必要もありませんし、

誰でもできる作業なので、

外注費は安く抑えることができます。

 

 

また、マニュアルさえ作っておけば、

教える手間も極限まで減らすことも可能です。

 

 

ルーチンワークを委託するので、

日々の作業時間を大幅に減らすことができます。

 

 

② クオリティを重視するプロ並みの作業

 

これは、単発作業の時ですね。

1回頼んでしまえば、

もう次回以降は頼む必要は無いような作業です。

 

1回程度だったら、自分でやった方が良いのでは?

と、思うかもしれませんが、

そのたった1回の作業を行うために、

様々な知識や技術を習得しなければならない場合、

その為の時間が膨大な量になり、

非効率的になってしまいます。

 

 

で、あれば、

最初からその知識や技術を習得している人に、

委託をした方が良い。と考える訳です。

そのため、できれば

せっかくなのでクオリティを重視したいところです。

 

 

ただ、

信頼ができて、安心ができて、クオリティの高い外注ほど、

当たり前ですが、高額になる傾向にあります。

 

 

 

結論を書くと、

自分が考える運営方針以外の全てのことは、

外注化をすることが可能です。

 

 

ですが、ここでは輸入ビジネスを行う上で、

外注化ができる一般的な例を書いてみたいと思います。

 

 

① リサーチの外注

 

単純なリサーチ。ということであれば、

自分以外の人に委託をすることが可能です。

 

 

② 交渉の外注

 

少し高度になります。

輸入ビジネスの場合、交渉先は海外なので、

英語が堪能であればあるほど

良い結果が生まれやすくなります。

 

 

③ FBA納品の外注

 

こちらも単純な作業です。

外部に委託してもクオリティには大した差がでません。

 

 

④ 発送の外注

 

アマゾンの場合はFBAがこれをやってくれますが、

それ以外の外部に委託をすることも可能です。

 

 

⑤ ブログ・LPの外注

 

ブログを書くことになった場合、

最初の形を作ってもらうことができます。

LPなども同様に外注化が可能です。

 

 

 

 

ちなみに私は、⑤のブログの最初の形。

以外は、①~⑤の全てを外部に委託したことがあります。

 

またこれ以外にも、私が過去に

外注さんにやってもらったことがあることとして、

 

MYUSの到着商品の確認作業。

新規商品登録。

新規商品登録用の画像の加工。

リピート商品のチェック。

商品レビュー投稿。

ブログランキングのポチ(笑)

 

等があります。

 

 

私の経験上、ここまで挙げたほとんど全てのことは、

外注化をした方が良いと思っています。

ですが実は、①のリサーチの外注化だけは

するべきではない。

と、現在では考えています。

 

 

 

この理由としては、「リサーチが素人レベル」

という一言に尽きます。

 

 

結局、素人を雇うことになる訳です。

素人にリサーチを任せたら、

当然ですが、素人並みの商品しか探してきません。

 

 

結果、それを仕入れても

すぐに価格競争になってしまいます。

 

 

また、何もわからず、

リスクのある商品や、法的にNGな商品を

リサーチしたりもします。

(先に教えていても、応用が利かずにリサーチしてしまいます)

 

 

また、それらの対策をするために

チェックをした場合、

ほとんどがNGになってしまいます。

 

 

さらに外注の数を、横に増やせば増やすほど、

その労力はとてつもなく大きいものになります。

その労力を考えた時に、

 

「いや。これだったら

明らかに自分でリサーチした方が早いわっ!」

 

という状況になってしまいます。

 

 

育ってしまえば良いのですが、

そもそも外注を育てるってどうなの!?

って話にもなります。

 

 

時間をお金で買って、

自分の労力を省くのが目的なのに、

育つまではお金をかけながら、労力もかけている訳です。

もう本末転倒なのはわかりますよね。

 

 

お金を掛けて労力を掛けるべきなのは、

外注ではありません。

そうするべきなのは、固定給で働く社員か、

時給で働くアルバイトです。

 

 

 

でも、自分がリサーチをする時間がとれず、

どうしてもリサーチを外部に委託したい。

と、考える人もいると思います。

 

その場合、下記の2つのどちらかをするべきだと

現在の私は思っています。

 

 

① 外注の縦積み

 

横に広げるのではなく、縦に積むイメージです。

まず、誰か一人を徹底的に育て上げて、

その育った外注さんの下に、

さらに新人の外注さんをつけます。

 

そうすれば、自分の労力は極限まで

減らすことができます。

 

 

② 交渉の外注を前提とした採用

 

交渉をしてもらうことを前提として、

ついでにリサーチをしてもらいます。

単純リサーチから、

さっさと交渉の方をやってもらうことで、

報酬を発生させるようにします。

 

また、1件の交渉を成約毎にいくら。

という報酬設定ができるので、

委託費の計算もしやすくなるのもメリットです。

 

 

 

いかがでしょうか。

もう一度書きますが、外注化を考える上で、

大前提になるのは、大きく2つです。

 

① 誰がやっても結果が同じになる単純作業

 

② クオリティを重視するプロ並みの作業

 

単純なリサーチと言うのは、

「誰がやっても結果が同じになる単純作業」

ではないんですよね。むしろ、

「クオリティを重視するプロ並みの作業」

が求められる訳です。

 

 

リサーチが「クオリティを重視する」のなら、

そこで素人は雇ってはいけないんです。

 

 

 

それと、本日の最後に、

あともう一つだけ、大切なことがあるんですが。。。

 

 

私は今まで、横積みっていうのは

縦積みと比べると、

リスク分散になるものだとずっと思っていました。

ですが横積みが逆にリスクを積み上げる例っていうのも、

世の中には存在するんですよね。

 

 

その一つが、この間違った選択の外注化です。

素人を横に広げるほど、リスクは高まります。

 

 

それともう一つ、

実はこの輸入ビジネスのリサーチ商品そのものも、

横積みはリスクになり得るんですよね。

 

 

SKUが増えるほど、

偽物を掴むリスク。法的にNG商品を掴むリスク。

顧客からクレームが入るリスク。

これらのリスクが高まるんです。

自分がどんなに気を付けていても、

そのリスクが高まるのは変わりません。

 

 

ですので、ある一定の規模まで達した場合、

横にどんどん広げていくのは、止めた方が無難です。

そこまでの規模になったら、

縦に積むような事業展開をしていくべきです。

 

 

つまり、ようやく真っ当な企業のように、

縦に積む商売を続けるられるようになる訳です。

資金力もついているはずですので、

そうすることは可能なはずです。

 

 

資金力がついているのに、

いつまでも輸入転売みたいなことをしていては、

逆にリスクを積み上げるだけです。

どこかで事業の方向転換を考えていきましょう。

 

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました。