こんにちは。
ともぞうです。
前回から続いている空白の8年シリーズ。
まずは、前回公開した前半の4年間を
簡単にまとめておきますね。
2018年(2017年)-2019年
・ブログとメルマガの終了
・結婚と引越し
・楽天市場に出店
・父の死
・サポートBBとのトラブル
・税務調査
2020年-2021年
・コロナの蔓延
・売り上げの爆増
・時間的余裕の確保
・日々の充実
・新習慣の獲得
・心が整う(笑)
前半の4年間を振り返ると、
環境がガラッと変わり、
様々な事態に直面しつつも、
まさに順風満帆な4年間だった。
と言って良いと思います。
今回は後半の4年間。
前半の4年間のように上手くはいかなくなります。
奢れるもの久しからずです。
空白の8年(後半の4年間)
2022-2023年 - 栄光と転落の2年間 –
【 2022年2月 】
今思えばですが、後の転落の原因はこの年です。
売上が伸び、そして心が整ってきた私が、
次に取った戦略。
売り上げは、もうこれ以上要らない。
ここからは経費や給与を引き上げて、
納税額を減らす。
と同時に自分や会社にもっと投資をして、
日々を充実させる。
※注意:危険な考え方です(笑)
こうして今度は、二子玉川エリアに引っ越しました。
楽天市場本社のすぐ近くのタワマンです。
会社用と住居用に、それぞれ2LDKと3LDKの2戸を借りました。
しかし私の充実への渇望は、
これだけでは収まりませんでした。
【 2022年4月 】
娘の誕生。
父の死から3年。ようやく娘が生まれました。
そして赤ちゃんが生まれる前から、
私はずっとこのように考えていました。
『産まれてきたら、必ず自分が半分育てる!』
せっかく時間をコントロールできる
ビジネスをしているのに、
子育てを妻に任せるような
普通のことなど絶対にしない!
と、心に決めていました。
日本でトップ5に入るくらいの
子育てパパになろうとしていたんです。
ともぞうは一体、
どこに向かおうとしていたのでしょうか?(笑)
こうして娘が生まれてから、
妻と交代制での子育てが始まりました。
しかしこれは、仕事も交代制を意味しています。
つまり仕事量も半減。
いや実質は半減以下になってしまっていました。
【 2022年-2023年 】
つまり2022年から2023年は、
経費や給与を爆上げする一方、
子育てにより仕事量は半減以下になっていた訳です。
この状態がどのような状態なのか。
ちょっと想像をすれば、
未来は容易に想像ができますよね。
想像できたはずなのに、それを止めようとしなかった。
だって毎日が子育てハッピーデイズな訳です。
毎日ベービーカーでお散歩をして、(遊んで。)
ミルクや離乳食を食べさせて、オムツを替えて。(遊んで。)
天使の寝顔を見ながら一緒に眠って。(起きたら遊んで。)
毎日幸せを実感し、日々の充実感を噛みしめていました。
一方ビジネスについては、
コロナ特需の終了も重なり、
売り上げも利益も少しづつ、
ですが確実に下がっていきました。
派手に転がるのではなく、
音もなく静かに崩れていくイメージです。
あれ?まずいんじゃない?
↓
いや。まだ大丈夫でしょ。(赤ちゃんかわいいし)
↓
いやいや。まずいでしょ。これ。
↓
うーん。まだいけるんじゃない?(よちよち歩きたまらんし)
こんな感じで引っ張りに引っ張り、
気が付いた時には、
取り返しがつかないところまで来ていました。
茹でガエル状態です。
2024年 - 喪失の業火 –
【 2024年8月 】
この年の7月の決算の後、
久しぶりに真剣に経営状況を顧みました。
これ以上、この生活を維持できない。
ということがすぐにわかりました。
こんなセレブリティに溢れ、
まともに仕事もしない生活が、
長く維持できるはずもありません。
2020年頃から習慣にしている朝のランニングをしながら、
明らかに運動による鼓動とは違う鼓動の速さを感じたことを
今でもはっきりと覚えています。
そして決断をしました。
一度地方に移住をしよう。
そしてまた、そこから這い上がろう。
こうして妻と娘を連れて、
地方に移住する計画を立て始めました。
また同時に経営改善計画も進めました。
まずはすぐに圧縮できる経費から、着手を始めました。
簡単に年間2,000万円以上の
経費圧縮の計画ができました。
それほど自分や会社に投資をしまくっていた。
ということです。おそろしい。
【 2024年10月 】
それから2カ月後です。
移住計画を進めていたある日の朝早く、
大黒(サポートBB)の担当者から電話がありました。
私はなんだか嫌な胸騒ぎを覚えました。
普通は電話がかかってこない時間帯だからです。
「あ。もしもし。ともぞうさんですか?大黒〇川です。」(関西弁の女性)
「はい。お世話になってます」
「朝早くからのお電話で大変申し訳ないんですけど・・」
「どうされたんですか?」
「実は昨日の晩に、うちの倉庫が火事になりまして・・・」
・・・・一瞬、頭が真っ白になりました。
いや。<嫌な予感的中。>
くらいに呑気に思っていたのかもしれません。
「・・・・え!?・・な、え?」
「今、消防やら警察やらが入って原因を調査してますので、」
「ちょちょちょ、ちょっと待ってください。」
「はい?」
「か、火事ってなんですか?どれくらい・・・うちの商品は?」
「全焼です」
また真っ白になりました。
「え?よく聞こえなかったんですけ・・」
「全焼です」
「・・は?何を言ってるんですか?どうするんですか?弁償はするんですよね?」
「そのあたりは後日改めて半田の方から説明があると思うんで」
2019年に大きなトラブルが起きてからは、
本当に事務的にしか関わってこなかったサポートBB。
そこが保有する倉庫の内、
私の商品を保管していた倉庫が全焼、
私の商品も全て燃えてなくなりました。
焼失金額は、
1,300万円に上りました。
逸失利益を含めると2,000万円以上です。
11月12月の年末商戦用の在庫を燃やされたことで、
その直後の売り上げに深刻な打撃を与えてくれました。
ちなみに、この大黒が焼失させた
火災による損害額は、他の企業も含めると、
この約20倍以上、つまり優に億を超えていたようです。
さらに最悪なことに、
普通は加入しているはずのまともな火災保険に、
大黒は案の定、加入しておらず、
弁済費用を賄えないことから、
数カ月後に民事再生手続きに移行しました。
以上の状況により、この時の損害金ですが、
2025年12月現在、
火災から1年以上経過した現在においてもなお、
1円も戻ってきていません。
また民事再生計画が進む中で、
徐々にわかってきたこととして
満額は到底戻ってきません。
おそらく良くても10年かけて300万円だけ
戻ってくるかどうかのレベルでしょう。
※ここまで含めて、
自分の判断の結果だと思っています。
同じような状況に巻き込まれる人が
一人でも減ればと思い、記録として書いています。
参考になった方は、
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今思えば、トラブルになった2019年のあの日。
神様は「もうこの倉庫は使うな」って、
きっと教えてくれていたのだと思います。
レスポンスが悪く、何度催促しても
全然メールの返事を返してこない
ような社長が経営している会社。
起こるべくして起こった感が否めません。
そのため、いつまでもこの倉庫を使っていた
自分にもかなりの責任があると、
すぐに思い直すことができました。
だから大黒やここの社長を責めたことは一度もありません。
てか、責めても1円にもならないことは
わかりきっていましたし、
責め続けてもこちらが疲弊するだけで、
状況は悪化する未来しか見えませんでしたからね。
安いと思って10年以上も使い続けましたが、
10年のトータルで考えたら、
当然ですが、大きなマイナスです。
本当に高すぎる勉強代になりました。
この経験により、ある意味、
色々と勉強をさせてもらいました。
2025年 - 二人の人生を生きる –

倉庫については、別の倉庫を使い始めました。
こんな大きな火災事故があったにもかかわらず、
レスポンスの悪さについての改善が全く見られなかったことで、
残念ながら、私からの彼への信頼は地に落ちました。
今は、同じ関西圏ですけど、
信用できる人物が経営している倉庫の利用を開始しています。
契約前に交渉が上手くいったので、
総費用としては、
サポートBBと同程度の水準まで下がりました。
ただし、サポートBBに対しては、
今後も損害賠償を支払ってもらう必要があるため、
完全に切ることができないのが実状です。
また弊社についてですが、
1,300万円の損害金を出したものの、
経営はそのまま継続することができ、
1年の経営の中で、山場は乗り越え、
今でもうちの商売は継続していますし、
地方移住の効果もあり、
利益は上向き傾向になりました。
そして実は、もう一つ。
倉庫火災の後に、
会社やプライベートを含めた全ての収入や資産の状況を
一度じっくりと洗い出し、
冷静に整理して考えた時に、
初めて気がついたことがあったんです。
それは、
自分一人だけだったら、もう一生働かなくても、
生きていける状態になっていた。
ということです。
10年以上続けてきたこのビジネスと、
2020年頃から始めたもう一つの柱が、
私をそのステージへと引き上げていました。
経費削減を考えた時に、年間2000万円の経費圧縮が
できることが分かった時点で、
そこに気が付くべきでした。
しかしこれは、
本当に不思議な感覚でした。
売上や利益が低迷し、地方移住を考え、
経営改善により自分や妻への給与を大きく下げる中、
さらに在庫を1300万円分も燃やされ、
11月12月の売上はほとんどなくなり、
普通だったら、右も左も向けなくなって、
THE END。
完全な転落人生になっていたはずなんです。
ところが、一方で自分自身は、
FIRE※を考えてもおかしくないくらいの
余裕があり、裕福と化していました。
※「Financial Independence, Retire Early」
貧乏とお金持ち。
絶望と幸福。
まさに二人の人生を、同時に生きているような
そんな感覚になりました。
※ビジネスと人生の両方を経験してきた
一個人の記録です。
もし何か感じるものがあれば、
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言うなれば、この二極化が進む資本主義社会を、
1人で体験しているような感覚です。
お金持ちはますますお金持ちになり、
貧乏人はますます貧乏になる。
自分の中に二人のともぞうが住んでいたんです。
まとめ - 空白の8年とはなんだったのか –

昔からこのブログやメルマガで
自分の人生がなぜか4年周期で回っている。
ということを書いていますが、
それはこの空白の8年間にしても、
やはり同じことが言えました。
2018年から2021年の4年間は、
ブログやメルマガを終了したり、
楽天市場に出店したり結婚したりと
環境がガラッと変わる中、
売上が爆増し、お金にも時間にも余裕ができ、
日々が充実した完成形の4年間。
一方で2022年から2025年の4年間は、
子どもが生まれたことを機に、
伸びた売上と利益を使い、
さらに上の生活に手を出したことが原因で起きた
大きな転落と在庫炎上の追い打ち。
そして、そこからの静かな復活と
いつの間にかステージが上がっていたことへの気付き。
起 2018年 結婚、楽天出店、引越し
承 2019年 父の他界、BBとのトラブル
転 2020年 コロナ蔓延、売上げ爆増
結 2021年 時間的余裕の確保、完成形
起 2022年 出産、引越し
承 2023年 育児、売上低迷
転 2024年 在庫炎上、売上急落
結 2025年 地方移住、金銭的余裕の確保
こんな感じになりますね。まさに起承転結。
そして2026年は、「ブログ復活(起)」から
始まるんだと思います(笑)
8年かけて2周回ってきました。
少しだけパワーアップして、
また元の位置まで戻ってきた感じです。
ただいま(‘ω’)ノ
これが空白の8年の間に起きた
ともぞうの赤裸々なほぼ全ての姿です。
きっとみさなんもこの8年間に、
いろいろとあったことと思います。
それはまたそのうちに、お会いした時に
ぜひ聞かせてください(‘ω’)ノ
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【 本日の名言 】
– どん底は、再生のために用意された固い地面だ。 –
J・K・ローリング(ハリーポッター作者)











