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こんにちは。

ともぞうです。

 

 

 

 

何度も書いていますが、

私が行っているのは、

Amazon輸入転売ではなく

Amazon輸入ビジネスです。

 

 

今日はそのことを書いてみます。

 

 

まず、転売って何ですか?

って話になりますが、

 

「安く仕入れて高く売る」

 

もしもこれを転売だと言うのなら、

世の中の全ての卸業や小売業は、

「転売」ということになってしまいます。

 

 

メーカーから安く仕入れて小売りに高く売る。

卸から安く仕入れて顧客に高く売る。

 

これって転売ですか?

 

いいえ。ビジネスですよね。

 

 

そもそも商売の基本は、

安く仕入れた物に付加価値を付けて

高く売ることですので、

これを転売と表現するのはナンセンスです。

 

 

では、転売とビジネスの違いは何なのか?

 

 

一つには収益計算の考え方の違いがあると、

私は思っています。

 

 

5,000円で仕入れた物が、

9,000円で売れたから、4,000円の儲け。

 

9,000円-5,000円=4,000円

 

例えて言えば、転売とはこんな感じです。

つまり、家計簿のように、

収入と支出のバランスを考えるだけの、

言うなれば線だけで見ている状態。

そしてそれで成り立ってしまう、単純な商売。

 

それが転売だと私は思っています。

 

 

一方、ビジネスではどうなのか。

と言うと、

線だけでなく、立方体で商売を捉えます。

 

 

損益計算(P/L)、キャッシュフロー(CF)、貸借対照表(B/S)、

一つの商売を、これらのそれぞれの側面から見る必要があります。

そしてそれらが全て連動しています。

まるで立方体の面積を求めている感じです。

 

 

そしてこれは、単純な転売とは違い、

川の流れのように、絶えず動いています。

つまり、区切りがありません。

区切りがないので、月ごとや四半期ごとに

カメラで撮影する様に、自分で区切って考えます。

 

 

 

それと転売とビジネスとでは、

そもそも目的が違います。

 

 

さっきの例だと、

転売の場合、儲かった4,000円は、

その人のポケットマネーです。

差額で得たお金=自分のお小遣い

という図式が成り立ちます。

だから目的は、お小遣い稼ぎです。

 

 

一方ビジネスの場合、

その儲かった4,000円は、

基本的には次の投資(仕入れ)に使います。

もちろん、それでさらに多くの利益を生み出すためです。

 

 

つまりビジネスは、

自分の事業の利益と資産の最大化を

目的にしています。

 

 

自分のポケットマネーが増えることは、

もちろん目標にしますが、

事業の利益が増えた副産物。

という位置付けくらいが、丁度良いと私は思います。

 

 

 

それと、これが本日、私が一番書きたい部分なのですが、

転売とは、誰でもできることをすること。

ビジネスとは、自分で率先して行動を起こし、

リスクをとりながら行うこと。

という違いもあると思います。

 

 

誰のコンサルも受けずに、

書籍やブログなどで輸入ビジネスのことを知り、

よし!自分もやってみよう!と、思った人。

 

 

どうしてそう思ったんですか?

 

 

ここに書かれている基本的な知識があり、

あとは自分の努力と工夫と知恵があれば、

自分だったらもっと稼げるはずだ!

 

 

とでも思っていますか?

 

 

私も最初はそう思っていました(*´ω`*)

 

 

ですが、努力と工夫と知恵だけでは、

残念ながら、「がんばったで賞」くらいしか入選できません。

 

 

既存の料理に、ちょっと工夫を加えて、

胡椒を振りかけることくらい、

誰でも思いつきますからね。

 

 

それだけでは、考え方が転売の域を

まだ超えていません。

 

 

ビジネスで大きく稼ぐためには、

リスクをとる必要があります。

 

 

逆に言えば、リスクをとらなければ、

ビジネスとは言えないとも思っています。

 

 

ただですね。むやみやたらにリスクをとれば

良いってものでもありません。

まずはそこに勝機があるのか。

そこの見極めが大切です。

 

 

それと、勝機があるからと言って、

無鉄砲に突っ込むのもどうかと思います。

たまにビジネスの成功者の例を見ていると、

無鉄砲に突っ込んで成功している人がいますが、

そういうのはほんの一握りです。

その裏で、無鉄砲に突っ込んで玉砕している人が、

沢山いることを覚えておいてください。

 

 

私としては、リスクをとる前に、

リスクヘッジを掛けるべきだと思います。

万が一上手くいかなくても、

再起をかけられるリスクヘッジ。

 

 

リスクヘッジを掛けながら、

少しづつリスクをとった行動をする。

そうすれば、万が一上手くいかなかったとしても、

その行動は、貴重な資料や財産になります。

 

 

そしてその積み重ねた経験で、

次のリスクをとった行動を起こすことができ、

同時にその経験が、成功する確率を高くします。

 

 

皆さんがリサーチを行っていて、

本やブログに書かれている通りのことをしていては、

いつまでたっても、大きく稼ぐことはできません。

 

 

そしてちょっと工夫をした程度では、

大して稼げません。

 

 

そこに少し躊躇をしてしまうような、

リスクがあるのかどうか。

もしも、そこにリスクがあると判断したら、

それこそが、大きく飛躍ができるターニングポイントです。

 

 

次に取るべき行動は、

リスクがあるからやーめた。ではなく、

リスクヘッジをかけながら、

いかにして、このリスクに飛び込むことができるのかを

考えてみてください。

 

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

【 本 日 の 名 言 】

「まだその時期じゃない」

「環境が整っていない」

とリスクばかり強調する人がいるが

環境が整っていないことは、

逆説的に言えば、

非常にいい環境だと言える。

リスクの大きさは

その価値を表しているのだと思えば、

それだけやりがいが大きい。

- 羽生善治 -