こんにちは。
TOMOZOUです。
12月14日(日)は衆院選ですね。笑
本当はどうでも良いんですけど、大人だから
そろそろ政治経済に関心を持とうと思います!(๑≧౪≦)
んで、今回は調子に乗って
アベノミクスと経済効果について
素人ながら、できるだけ簡単に
わかりやすく書きたいと思います。
ブログタイトルとはあんまり関係のない話で、
ほんとーにすみません(笑)
ですが一応輸入をやっているので、
知っておいた方が良い話だと思います。
まずアベノミクスの政策とは、簡単に言うと、
円の流通量を増やして 市場経済の好循環を目指すものです。
実際に行ったのは、ざっくり言うと
円を刷った
これだけです。
円の流通量が増えるわけですから
あたり前ですが、円の価値が下がります。
金が道端に転がってたら、
金の価値は石ころ同然になるのはわかりますよね?
こうして円安が起きました。
1ドル80円から1ドル120円になりました。
ちなみに、これになると
80万円で買えていたアメリカの車が
120万円出さないと買えなくなります。
逆に80万円で売れていた日本の車が
120万円で売れるようになります。
つまり
輸入事業者は儲からなくなり 輸出事業者は儲かるようになります。
そして円安になると株高になりやすくなります。
円がお手頃価格になったから、
海外の投資家が日本の株を買おうとしたり、
輸出事業者は大企業が多いので(輸入事業者は中小が多い)
業績が伸びそうな輸出企業の大企業株を買うからです。
こうして株高が起きました。
と、ここまではアベノミクスのシナリオ通りです。
本来であれば、儲かった大手輸出企業社員や株の投資家が
より多くの消費に走り、物がたくさん売れ、
売れた会社の給料が上がり、そしてまた消費に走る。
その好循環になるはずでした。
しかーし!
そう上手く話は進んでいないんですね。
大手輸出企業は円高の時に対策として、
海外に現地工場を建てまくっちゃったんですよね。
だから日本に工場がないから輸出ができない。
円安のメリットがない。
ってことになっちゃったんです。
投資家は儲かっていると思いますが、
日本の株を買っているのは
ほとんどが海外の投資家で、利益目当ての短期的なものです。
騒いでいるほど、日本人の投資家が
たくさん儲かっている訳でもないんです。
アベノミクスがもたらしたのは
今のところ
一部の大企業が少しだけ儲かったのと 極少数の投資家が儲かった
くらいです。
富裕層と貧困層の格差を見事に広げました。
で、好循環になることを期待しての消費税の増税。
円安による輸入原材料費の高騰。
食品を中心とする輸入品の高騰。
社会の大多数を占める僕ら一般庶民の賃金は
ほとんどアップしていないのに、
物価は上がっていく。
吉野家や松屋の牛丼の価格も上がっていく。
消費が進まない訳です。
消費が進まないと、
作らないからGDP(国内総生産)も下がります。
で、今年の7-9月のGDPがマイナス1.6%に
なっちゃった訳です。
ちなみに円を刷ったお金はどこに行ったかと言うと、
日銀→民間銀行→大手企業
なんですよね。
大手企業はそのお金で国内に工場を建ててます。
そのおかげかどうかわかりませんが、
雇用は100万人くらい増えました。
(しかし非正規雇用らしい)
この工場から生産して輸出して儲けを出すには
まだまだ時間がかかりそうです。
アベノミクスにこのまま期待して良いのか。
それとも他の政党を支持して
違うアプローチからの景気回復を期待するのか。
うーん。
うーん。
うーーーん。
そうだ!政治に頼らないで、 自分でたくさん稼げば良いんだ!
間違ってたらすみません。
ご清聴ありがとうございました。m(_ _)m