こんにちは。
ともぞうです。
実は以外にも、
損益計算書を解説した記事を書いていませんでした。
ですので書いておきますね。
本来は税理士さんを雇って、
税理士さんにお任せをするのが一番確実ですが、
雇っていない人の方が多いと思いますので、
参考にしていただければと思います。
まず、損益計算書とは、
その名のとおり「損益を計算するための諸表」です。
お金の流れや資産の把握は、
別の諸表を使って計算します。
【損益計算書】
売上高 ー ①
売上原価(原価) ー ②
売上総利益(粗利) ー ③(①-②)
販売費及び一般管理費(経費) ー ④
営業利益 ー ⑤(③-④)
営業外収益 ー ⑥
営業外費用 ー ⑦
経常利益 ー ⑧(⑤+⑥-⑦)
特別損失 ー ⑨
税引き前純利益 ー ⑩
まずアマゾン輸入ビジネスで
恒常的に必要になってくるのは、
基本的に①~⑤までです。
⑥~⑩はあまり使いません。
(MYUSで商品を壊されて売り物にならなくなった時は、
⑨の特別損失に計上します)
以下、解説します。
①売上高について
アマゾンのカテゴリー手数料や発送手数料などを
引く前のペイメント上の売上高に一致します。
売上時にアマゾンから引かれる各種手数料は、
経費に分類されます。
②売上原価
実際に売り上げた商品の原価が
ここに記載されます。
「今月仕入れたけどまだ売れていない商品」は、
当然のことながら、ここには含まれません。
③売上総利益
いわゆる粗利です。
売上高から売上原価を引いた
差額の利益です。
これを月利と呼ぶ人達もいます。
④販売費及び一般管理費
略して販管費。さらに略して経費と言ったりします。
販管費に含まれる代表的なもの。
・アマゾン各種手数料
(カテゴリー、発送、倉庫保管、大口月額など)
・国際送料
・国内送料(FBA納品代行など)
・関税、消費税
・家賃、光熱費
・ツールなどの月額固定費
・外注さんなど業務委託費
※今月仕入れた在庫金額をここに計上している方も
いるようですが、それは大きな間違いです。
⑤営業利益
売上総利益(粗利)から販管費(経費)を引いた
残りの利益が、この営業利益です。
月利(粗利)10万円と
営業利益10万円の価値が
全く違うことがわかると思います。
「今月仕入れた在庫にも
かなりお金を払っているんだけど、
それはどこに計上するの?」
と思う方もいるかもしれませんが、
それらは、貸借対照表やキャッシュフロー計算書で管理します。
損益計算書はあくまでも損益を計算するものであって、
「在庫を仕入れるためにお金を使った」というのは、
現金を在庫という資産に変化させただけなんです。
これは「損」でも「益」でもありませんよね。
とまあ、こんな感じです。
参考にしていただけたら幸いです。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
【 編 集 後 記 】
今更ながら
デュアルディスプレイにしました(*´ω`*)