こんにちは。
 
TOMOZOUです。
 
 
 
 
みんな大好き算数のお時間です(´・ω・`)
 
 
 
リサーチをした結果、
 
「あ、これ仕入れられるかも!」
 
となぜ思うのか。
 
それは価格差があるからですよね。
 
 
ではなぜ「価格差がある!」
 
と思えるのか。
 
今日はそこを具体的に書いていきます。
 
 
 
 
 
 
わかりやすいように例を出します。
 
 
アメリカの販売価格:$13.48
日本の販売価格:3,800円
 
 
さぁ!この商品を仕入れて
 
果たしていくらの利益が取れるでしょうか?
 
 
 
まずは仕入れ原価を計算します。
 
 
その日の為替レートが
 
$1=119円だったとします。
 
 
 
カード決済の場合、
 
一般的な為替手数料は1.6%です。
 
 
 
為替手数料込みで考えると、
 
レートは、
 
119×1.016=120.9円です。
 
 
これに、$13.48を掛けます。
 
120.9×13.48=1,630円になりますね。
 
1,630円が仕入れ原価です。―①
 
 
 
次に、販売後のアマゾン手数料などを考えます。
 
 
仮にこの商品がホーム&キッチン系の
 
普通の大きさの商品だったとします。
 
そうすると
 
カテゴリー手数料は15%
 
現在のFBA出荷作業手数料と
 
発送重量手数料は合わせて319円
 
 
 
以上のことから、
 
3,800円で販売した場合の売上高は
 
(3,800×85%)-319円=2,911円
 
2,911円が売上高です。―②
 
(※厳密には3,800円が売上高です)
 
 
 
①及び②より、
 
粗利益は
 
2,911円-1,630円=1,281円―③
 
ということになります。
 
 
 
ただ、まだこれだけでは
 
仕入れの判断基準にはなりません。
 
 
これに国際送料・関税・消費税・FBA代行手数料が
 
経費としてかかってきます。
 
 
 
国際送料は1回に発送する荷物の総重量で
 
変化しますので、過去の費用対重量で
 
各個人毎に算出してください。
 
 
 
ここでは仮に800円/1Kgとして計算します。
 
この商品が200gの商品だった場合の国際送料は、
 
800円×0.2Kg=160円です。―④
 
 
 
次に関税及び消費税を考えます。
 
このへんは、厳密に言うとごちゃごちゃになっていて
 
とても面倒くさいです。
 
ですので、個人的には、ここは暫定値で求めています。
 
 
 
過去に発送した
 
「仕入れ総原価」と「関税・消費税額の合計値」から
 
その割合を算出します。
 
 
ここでは暫定値として10%として計算します。
 
 
そうすると関税及び消費税額は
 
1,630円×10%=163円です。―⑤
 
 
 
最後にFBA代行手数料(国内発送料)も考えます。
 
 
これも過去の状況から判断します。
 
私は、代行会社からの請求額を総数量で割って、
 
単価を求めています。
 
 
 
ここでは暫定値として30円とします。―⑥
 
 
 
 
そして粗利からこれらの経費を引いていきます。
 
 
③-④-⑤-⑥=927円
 
 
これが、暫定値ですが、純利益になります。
 
 
 
そしてさらに利益率を求めます。
 
利益率は利益÷売上高で求められます。
 
 
927÷3,800=24.3%
 
 
売上高を2,911円で計算しても良いのですが、
 
私の場合は3,800で計算して、15%以上なら
 
ほぼ購入に踏み切っています。
 
ですので、今回例に出したこの商品の場合は、
 
確実に注文しますね。
 
 
 
えー!こんなん毎回計算すんの面倒くさいわ!
 
 
 
という方もいるかもしれませんが、
 
エクセルの仕入れ表の最上段にでも
 
計算式を入力しておけば一発です。
 
かなり楽です。
 
私はそうしています。
 
 
 
 
 
以上でーす。
 
お疲れやまでした(´・ω・`)
 
 
 
 
本日も最後まで読んでいただき
 
ありがとうやまでした。