こんにちは。
ともぞうです。
何ヵ月か前の記事で予告をしていましたが、
この7月の商戦期、
今のところ、物販単体での営業利益が
100万円を超えるペースです！
というか厳密には、着地計算で約118万円です。
※着地＝｛（前日までの粗利÷稼働日数）×31日｝-販管費（固定費+変動費）
ただ売り上げのペースが良いということは、
在庫の消化もその分早いので、
早い段階でもう1回在庫補充を行わないと、
月末に近づくほど販売ペースは落ちてしまいます。
ですので、早急に在庫補充を行うべく動いているのですが、
在庫枠の問題がやはり絡んできまして、
在庫浄化にも、同時に努めなければなりません。
で、在庫の浄化運動を同時進行で行っている訳ですが、
これをやっていると、
「あれ？これ自分の仕事じゃないな。。。」
と、思い始めてくるんです。
ここまでの利益の規模になってくると、
外注とは別に欧米輸入専門の従業員を
一人雇った方が良いのかなぁ。
と、感じ始めています。
私は、欧米輸入も中国輸入も、
全体を見ていることの方が多いです。
ですので、自社の取扱商品を見ていると、
「あれ？この商品っていつの間に出品したんだっけ？」
ってことが、けっこうあります。
在庫浄化をする時は、
当然一商品づつ見なければなりません。
その細かいことをやっていると、
「これは自分の仕事じゃない！」
と、感じてくるという訳です。
規模が小さい間は、
一商品づつ細かく見ることができます。
一商品一商品に愛情をコメコメすることができますよね。
でもこれって、実はすごく強みなんです。
規模が大きくなってくると、
数も多くなりますし、他にもすることが出てきますので、
当然そのような細かいことはできなくなってきますから、
そういう人たちに対しては、
”小さいからこそ動ける動き”をして
その点では、優位に立つことができます。
ちょっと話が違うかもしれませんが、
大手飲食チェーン店を展開している企業に対して、
個人経営の割烹料理店で、
味と質と丁寧さなどを売りにして
対抗しているような感じです。
もっとマクロ的な視点で話をすれば、
アマゾン輸入ビジネス自体、
大手の貿易会社が入りこめないような、
ニッチな市場で戦っていることになります。
規模が小さいというメリットを活かした市場での戦いです。
個人レベルの戦いですから、
どんなにここですごくても、
せいぜい年商1億円レベルくらいだと思います。
それ以上になったら、
この市場は小さくて細かすぎるし、窮屈。
さらに相手がもっと小さい人たちばかりなので、
かゆいところに手が届かなくなり、
前述したように欧米輸入専属従業員の存在が
必須になってくるという訳です。
で、前置きがずいぶん長くなりましたが、
ここから先が、今日の本題です（笑）
欧米輸入において、
「単純転売リサーチでも充分に稼げますよ」
と書いている情報発信者さんはけっこういます。
しかしながら、私がコンサルを受けている限り、
コンサル前の最初のヒアリング時に、
「単純リサーチをやっていましたが、
ほとんど価格競争に巻き込まれてしまって、
全然利益が出せません」
と、言っている方が多いです。
この違い。何故かわかりますか？
答えは、
資金と時間と経験が違うからです。
はっきり言って、
情報発信者さんが単純リサーチでも
利益を出せるのは当たり前です。
まず、経験があるので、
短時間で効率よくリサーチができます。
また情報発信をしている人は、
本業にしている方がほとんどです。
だから時間も充分にあり、
その効率的なリサーチで、
さらに長い時間をかけてリサーチができます。
また資金力もあるため、
物量も多くなるので、送料も安く抑えられます。
また、仮に価格競争に巻き込まれる商品が出てきても、
すぐには資金は枯渇しないため、
余裕のある対応ができます。
そりゃ～、単純リサーチでも充分に稼げますよね。
初心者さんよりも優位に立てている条件が
揃っている訳ですから。
では、経験0の人は、
この市場に入りこめないのか？
というと、そんなことはありません。
しかし、ただ闇雲にやっていたのではダメです。
まずは、今日のテーマである「己を知ること」です。
つまり他の平均的な人たちと比べての自分の強み。
言葉を変えると、
「自分が優位に立てる部分」を
まずは考えてみることが大事です。
その上で、その強みを活かした
戦略や戦術を練ることが、
アマゾン輸入で生き残ることができる
大切な要になります。
それは当然、
資金。時間。経験。
の3つの指標で考えます。
まずは、大体の初心者の平均値を
書いてみますね。
資金：20～30万円
時間：週20時間（平日2時間：土日各5時間）
経験：0
これが初心者の最も多いパターンです。
これを見てどう思いますか？
例えば情報発信者さんなどは、
当たり前ですが、全てこれを上回っているはずです。
そして皆さんは、
この中で自分が優れている点。
又は劣っている点を考えてみてください。
最初は全員が経験0のはずですので、
資金と時間で考えていきます。
例1
資金は平均値。時間はもっと使える。
こういう人は、単純リサーチで、
とにかく横積み商品を探してください。
できるだけ多くのSKUを探しましょう。
また、1カ月で売り切ることのできる数にしてください。
資金は多くないため、
リスク分散がメインになってしまいますが、
時間を多く掛けることができるのは、
それだけ経験を早く積むことができるという強みです。
資金を枯渇させずに経験を積む。
「時間がある」というメリットを最大限に活かす方法です。
例2
資金はもっとある。時間は平均値。
その資金力がどの程度なのかによりますが、
普通の単純転売リサーチを行うことは、
時間がある方に比べると不利になってしまいます。
まずは資金を有効に使う方法を考えてください。
最初からあらゆるシーンでの外注化や
ツールの使用を考えます。
そして時間をある程度確保しておいて、
その時間でリサーチを行います。
もっと資金のある方は、
コンサルを受けるというのが、かなり有効です。
ただし、そのコンサルタントを
しっかりと見極めてください。
できるだけ効率化や仕組化を教えてくれそうな人を
選んでください。
せっかくコンサルに申し込んでも、
結局「時間を掛けてリサーチをしてください」
しか教えてくれない人もいるそうです。
それでは資金を有効に使えません。
せっかくの資金がもったいないです。
また、時間が極端に少ない方は、
なるべく早い段階で、
横積みよりも縦積みを考えていってください。
資金が豊富にあるので、
そのメリットを十分に活かすことができます。
例3.
平均値よりも、資金も時間もある。
あまりいないと思いますが、
こういう人は圧倒的に有利です。
上記の例1と例2の良いとこ取りができます。
ポイントは両方を惜しみなく使うことです。
資金があってもそれを使わなければ、
もったいないです。
時間があっても、
使わなければ同じくもったいないです。
コンサルを受けて、ツールを使って、
外注化をして、さらに多くの時間を確保すれば、
横積み商品。縦積み商品。
満遍なくリサーチを行うことができます。
物量も自ずと増えますので、
送料も安く抑えることができ、
余裕も生まれますので、
全てを優位に行うことができます。
ただ個人的には、
こういう方は、欧米輸入よりは、中国輸入の方が
向いていると思いますけどね。
例4.
資金も時間も平均値以下
問題はこれです。
全てが不利な条件なので、
太刀打ちができません。
しかし、いくつかの打開策があります。
①連合を作る
奥様や信頼のできる友達と共同体を作ります。
2名になれば時間は2倍。
共同出資ができるのであれば、資金も2倍。
これで充分に対抗ができるようになります。
②経験を活かす
趣味や本業の経験など、
自分の得意ジャンルのみに絞って攻めていきます。
資金も時間も負けているのなら、
せめて経験で優位に立ちます。
その市場では、貴方は確実に有利に進められます。
③とりあえずの資金を作る
ヤフオクで不用品を売ったり、
自己アフィリエイトなどで、
クレジットカードを作ったりして
とりあえずの資金を作り、
とにかくスタートラインに立ちます。
資金も時間もない人は、
このような他の人とはちょっと違うことを
する必要があります。
というところですね。
そしてこの現状分析、自己分析は、
ビジネス中にも、たまに立ち止まって
考えてみることがとても大切です。
場合によっては資金が充分にあるのに、
その資金を活かさず、
一生懸命時間のかかることばかりしていたり、
時間が充分にあるのに、
同じようなことに、お金ばかり投資していることもあります。
大切なのは、今の自分の立ち位置を常に見極め、
他の人よりも優位に立てているところで、
勝負していく！ということです！
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
【 本 日 の 名 言 】
勝ちたいと思う意思。これが私の強みです。
– マルチナ・ヒンギス –
