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こんにちは。

ともぞうです。

 

 

 

少し気が早いかもしれませんが、

これからの確定申告や、

これから法人成りを考えている方に向けて、

税務的な話を3つほど書いてみますね!

 

 

1.年末の在庫を減らす理由

ちょっと今さら感が拭えませんが、

一般的な企業でも、

年末の在庫を減らすように、

仕入れに規制をかけるのは

ご存知でしょうか?

 

 

私も年末の在庫は極限まで少なくなるように

12月だけは調整しました。

 

 

どうして年末の在庫を減らしているのか

知っていますか?

 

 

1つは棚卸が楽になるから。

という理由があります。

 

 

数を減らして棚卸を楽にして、

在庫をチェックし、過不足があれば、

年内の計上として調整します。

それが多少ですが、節税につながります。

 

 

もう1つは、やはり節税になるんですが、

売上原価を増やす効果があります。

 

 

売上が一定でも、売上原価が増えれば

粗利は少なくなり、最終的な純利益も

その分少なくなりますよね。

 

 

そうすると、課税対象額も少なくなるので、

節税につながります。

 

 

では、どうして年末の在庫を減らすと、

売上原価が増えるのか。

という仕組みですが、

確定申告の損益計算書では、

売上原価の算出の仕方は、

下記のような式で求めるようになっています。

 

期首在庫(1月1日)- 期末在庫(12月31日)+ 仕入れ原価(通年)

 

上の式を見て「はにゃ?」って思った方は、

とりあえず1か月で考えてみるとわかりやすい

と思いますよ。

それの1年バージョンだと思ってください。

 

 

これで最大で約1か月の仕入れ原価分を、

課税対象から外すことができるようになる訳です。

 

 

でもこれをすると、

1月にすぐに在庫を補充しないと、

1月は売る商品がないことによる、

機会損失を生み出すことになるので、

やり過ぎに注意です。

 

 

 

103万円と130万円の壁

ピンとくる人は、

この数字だけで何を書こうとしているのかが、

すぐにわかりますよね。

 

 

法人成りをした時に、

身内(特に奥様)を役員などに据えた場合の

節税ができる年間の所得基準額です。

 

 

103万円というのは、所得控除額です。

通常、人は所得があると、

それに応じた税金を納める義務がありますが、

所得が少ない人は、この義務を免れます。

それが103万円です。

 

 

また、所得が103万円以上ある人(国民のほとんど)でも

年間所得から103万円は必ず引いて、

その残りの額に対して課税されます。

 

 

ですので、身内に対する役員報酬を考えた場合、

年間で103万円以下というのがベストなんですが、

実際には、これを多少超えたとしても、

支払う税金は微々たるものですので、

そんなに大きくは影響しないと思います。

また、奥様の場合は、

配偶者特別控除もあるので、

さらに微々たるものになります。

 

 

ですが、年間で130万円を超えてしまうと、

扶養から外れてしまうということが起こります。

するとどうなるかというと、

今度は奥様自身も、社会保険に加入する義務が生まれます。

 

 

ここまでくると本末転倒です。

節税のために奥様を役員にして、

役員報酬を払っていたのに、

結局多くを、国に支払うことになってしまいます。

 

 

結論、奥様を役員にする場合、

まずは年間103万円を超えないようにして、

もしも103万円を超えたとしても130万円は

絶対に超えないようにすることがベストだと思います。

 

※私には奥さんがいないので、

このあたりはそこまで詳しくないです。

→じゃ、書くなよ!

→すみません。

 

 

 

消費税課税事業者

以前の記事でも触れたことがあるので、

これの細かい説明は省きますが、

年商1,000万円を超えた翌々年から、

消費税課税事業者になり、

消費税を納めなければならなくなります。

 

 

私としては、アマゾン輸入ビジネスを

続けていたら、

早ければ1年目、

遅くとも2年目くらいには、

年商は1,000万円を超えると思います。

(本業・副業の差はありますが)

 

 

で、この1,000万円の壁を超えないために、

売上を抑えるべきかどうかというところですが、

 

 

本業の人は、抑えるべきではない

と思います。

 

 

さっさと1,000万円は、超えるべきです。

個人事業主で1,000万円を超え、

翌々年までに法人成りをすれば、

またそこから2年間は消費税は非課税です。

 

 

そして法人として消費税を納める頃に、

消費税を納めても問題ないくらいに、

利益を伸ばしていれば良い訳です。

 

 

ただ副業の方で、

独立をするつもりもない方の場合は、

ここは難しいですね。

 

 

ベストは、物販で1,000万円を超えない程度に稼ぎ、

コンサルやアフィリなど、

原価がほとんどかからない事業にシフトして、

売上=利益の状態で、

年間1,000万円未満にすることですね。

 

 

ま、ハードルは高いですけどね。

 

 

 

という感じで、

たまには数字に関する記事も

書こうかなぁと思って書いてみました。

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

【 本 日 の 名 言 】

小さいお金は小さいお金しか生まず、

大きいお金は大きいお金を生み出す。

– ともぞう –