こんにちは。
 
TOMOZOUです。
 
 
 
 
 
 
一昨日の記事で
 
輸入に気を付ける商品について書いたんですけど
 
 
 
 
ちょっと言葉足らずで
 
誤解を招いてしまいましたので、
 
追加して書きたいと思います。
 
 
 
 
 
家電関連商品に関してですが、
 
税関で引っかかることは、まずありません。
 
誤解を招いてしまってすみませんでした。
 
 
 
 
ですが、特に電源プラグ(電源コード)がある
 
家電商品の場合ですが、
 
アマゾンで販売をしていると、
 
色々とトラブルが起こりやすいです。
 
 
 
 
私も初期の頃に2度ほどトラブルが起こりました。
 
二つとも同じ理由なんですが、
 
ある日突然アマゾンから
 
 
「この商品には、PSEマークがないため、
出品を停止しました」
 
 
という通知がきて販売ができなくなります。
 
 
 
 
PSEマークって知ってますか?
 
日本の家電製品になら、
 
よく見るとほとんど全ての商品に
 
このマークがありますよね。
 
 
 
 
 
ここでPL法とPSE法について簡単に説明します。
 
 
 
PL法(製造物責任法)
 
家電製品を使用していた顧客が、
 
その家電製品が原因で、身体や物に損害を被った場合、
 
その損害賠償を、製造メーカー等が負わなければならない。
 
 
 
PSE法
 
電気用品の製造、輸入または販売の事業を行う者は
 
PSEマークが付されているものでなければ、
 
販売してはならない。
 
 
 
 
 
で、海外メーカーの輸入家電商品には、
 
PSEマークが付いていないんです。
 
 
 
 
当たり前ですよね。
 
だってPSEマークって、
 
日本の安全基準をクリアしていることを
 
示すマークですから。
 
 
 
 
日本の家電の場合は、製造者がその義務を負うんですけど、
 
輸入家電の場合は、
 
輸入事業者がその義務を負わなければならないんです。
 
つまり僕たちです。
 
 
 
 
たしかに日本とアメリカでは、
 
電圧もコンセントの形状も違いますからね。
 
 
 
 
私は当初、無駄にやる気になって、
 
少し調べて、そしてすぐに打ち砕かれました(笑)
 
 
 
 
PSE表示までの道のりは、
 
想像以上に険しかったです。
 
 
 
まず経済産業省に届け出ます。
 
これはあくまでも届出であって、許可ではありません。
 
「僕が全責任を負います」という
 
宣言をするようなものです。
 
 
 
そして、商品毎にPSE適合検査を行います。
 
自分でもできますが、
 
業者に頼むこともできます。
 
そしてその基準値をクリアすれば、
 
PSEマークを作って、商品に貼ることができるんです。
 
 
 
ですが費用は数十万円かかります。
 
期間も相当かかったはずです。
 
 
 
個人の輸入ビジネスで
 
こんなことをやっていたら、
 
とても現実的ではありません。
 
 
 
 
だから私は、電源コード&プラグのある家電商品は
 
できるだけ扱わないようにしています。
 
 
 
 
万が一、事故でもあったら本当に怖いですからね。
 
そのために、PL保険というものもありますが、
 
私はまだ入っていません。
 
輸入家電商品の取扱量がもしも増えたら、
 
その時に考えようと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
でも実は、ちょっとした裏の話がありまして、
 
私の場合、1回目の停止通知の時は
 
さっきの理由で諦めましたが、
 
2回目の通知の時には、アマゾンに何度も連絡をして
 
再出品にこぎつけることができたんです。
 
 
 
これはちょっとした裏技なんですが、
 
おそらく限りなくグレーですので、
 
別の機会に一部の人にだけお伝えしたいと思います。
 
 
 
ちなみにその商品は、
 
1年以上もの間、出品者が私一人だけという
 
超ロングセラー商品になっています。
 
参入障壁が高すぎますからね。
 
 
 
 
 
 
でもやっぱり
 
電源コードがある家電製品は正直怖いです。
 
 
 
 
 
本日も最後まで読んでいただき
 
ありがとうございました。