こんにちは。
ともぞうです。
以前、プライスターを導入すると宣言し、
実際に使用を開始してから、約1ヶ月半が経ちました。
まだ導入していない方も
けっこういらっしゃると思いますので、
使用してみた私の感想を書きたいと思います。
いろいろと書きたいことがあるので、
3回に分けて書いていきます。
今日は、プライスターを使った
「販売戦略」についてです。
明日は「デメリット」、明後日は「時間効率」
について、それぞれ書いていきます。
その前に、なぜ私がこのツールを導入したのか
ということを書きますね。
このブログを書き始めた頃(約1年前)は、
日々の価格改定は、手動で行っており、
せいぜい30分程度で終わらせていました。
ですが、徐々に出品商品数が増えてきて、
日々の価格改定の時間が、
必ず1時間以上はかかるようになってしまったんです。
場合によっては、2時間くらいかかる日もありました。
プライスターをご存知でない方は
多分いらっしゃらないと思いますが、
一応、簡単に説明をしますと、
一言で言えば、
これは価格の自動改定ツールです。
設定さえしておけば、価格競争が起きた場合に、
自分が何もしなくても、
勝手にカートボックスを獲得できるように、
どんどん価格を追づいしてくれます。
また、これは単に下がる一方という訳でもなく、
最安値の人が売り切れた場合には、
次の出品者の販売価格に、
自動的に価格が上がります。
また「赤字ストッパー」機能で
価格を設定しておけば、
価格競争に追づいしていても、
自分が設定した価格以下にはならないように、
勝手に止まってくれます。
そして、このツールの使用料は月額5,800円です。
(30日間は無料)
詳しくはこちらでご確認ください。
そして私の感想ですが、
まず結論を書きます。
いい加減な人は
使わないほうが良いです。
仕入れ代金や国際送料や関税までもが、
実際にいくらかかっているのか、
現実の金額を把握しきれていない人。
そんな人が、
「ヤッター♪これで楽にカートボックスを獲得できて
ガンガン売れてくれるぞー♪」
という気持ちで使っていたら、
たとえ良く売れたとしても、
実際には赤字価格で販売していて、
ボランティアをしているだけになりかねません。
仮に赤字ストッパーに価格を設定していたとしても、
その価格自体が適当では、
現実には赤字で販売していることになってしまいます。
さらに怖いことに、本人はそれでもなお、
儲かっていると思い込んでいる。
ということですね。
気がついたら資産が減り、
キャッシュの回収が困難になって、
撤退するしか道が残されなくなってしまいます。
では、どういう人が使ったら良いのか。
と言うと、それは、
しっかりと販売戦略が
固まっている人です。
先程も書きましたが、
プライスター導入前の私の手動での価格改定の時間は、
1日に1時間~2時間もかかっていました。
なぜこんなに時間がかかっていたのかと言うと、
商品数が増えたこともありますが、
自分の決めた戦略通りに、
価格をコントロールしたかったからです。
収支管理表では、
商品ごとの粗利率はもちろん出ますが、
当然のことながら、
商品ごとの営業利益率は
出すことはできないですよね。
ですが、価格が下がっていくと、
粗利率では30%でも、
例えば重い商品の場合は、
送料や関税を考えたら、
赤字になってしまう商品もある訳ですよ。
そうした時に、安易に追づいしないように、
再度利益計算をして、
自分の決めた営業利益率を全体で達成できるように、
適正な価格で待っていたりしていた訳です。
その再計算に時間を取られていたんです。
ですのでプライスターを導入しようと決めた時には、
予めそのあたりの戦略が固まっていました。
赤字ストッパー機能を使い、
実際に「赤字価格」を入力するのではなく、
営業利益率○○%に価格を設定する。
後は全体的なキャッシュフローを確認しながら、
必要に応じて微調整を加えていく。
結果としてどうだったのかと言うと、
完全に戦略通りに価格が動いてくれています。
利益率も消化率もです。
まとめると、プライスターは、
楽してカンタンに売れるようになるツール。
と思って使い始めない方が良いです。
それよりはむしろ、
自分の戦略通りに価格をコントロールしてくれるツール。
と思って使用した方が良いと、私は思います。
そしてプライスターには、
実は、戦略的にデメリットになることもあります。
明日は、プライスターによるデメリットを書いていきます。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
【 本 日 の 名 言 】
手を抜くほうが疲れる。
– 木村拓哉 –